平成25年度 日本システム監査人協会 近畿支部の活動をご紹介いたします
1.定例研究会活動
・従来同様、奇数月の第3金曜日、及び12月の計7回開催する予定である。
・講師の選定等は、当協会会員を中心にリクエストに応じてお願いする。
・西日本支部合同研究会(中部支部・北信越支部・近畿支部・中四国支部・九州支部が合同で行う研究会)について、参加する。
2.システム監査勉強会
・本部の月例研究会のDVDの視聴による勉強会を継続して実施する。
・原則、12月を除く偶数月の第3土曜日に開催し、年間で5回の開催を予定する。
3.セミナー活動
今年度も引き続き3つのセミナーを企画する。
(1)システム監査体験セミナー
一日コースのシステム監査の体験研修を行う。セミナーWG担当役員を中心に計画する。
(2)システム監査事例セミナー
会員の監査体験に基づく実践的な講演の開催を計画する。
(3)タイトル未定
実践セミナーの内容を再検討し、受講生のニーズに合った体験セミナーからより実践に近いセミナーを企画予定。
※開催日程については、こちらをご参照下さい。
4.研究プロジェクト・グループ活動
(1)コンプライアンスのシステム監査研究プロジェクト
主査:雜賀努氏 副主査:吉田博一氏
コンプライアンスのシステム監査基準の作成を目標として、システム監査学会との共同プロジェクトとして実施する。なお、4月以降の活動について、今後検討する。
(2)システム監査法制化研究プロジェクト
主査:田淵隆明氏 副主査:神尾博氏
システム監査の法制化の実現のための研究を継続する。今年度は、特に、自然エネルギー関連のシステムに関するシステム監査の在り方、及び、関連の法制化をテーマとする。
(3)BCP研究プロジェクト
主査:荒町弘氏 副主査:大塚一志氏
企業におけるBCP策定にあたっての課題等についてシステム監査人として検討する。2012年度に設定したテーマにもとづき、具体的な活動に取り組む。テーマは以下の3点である。テーマ①を重点テーマと位置付け、マンパワーと負荷を
検討した上で、具体的なアクションプランを立てる。
① 中小企業(零細企業)のBCP 策定・災害対策
② BCP対策の外部評価(監査)に向けた取組み
③ BCP策定を容易にする情報システムとは
(4)クラウドコンピューティングのシステム監査研究プロジェクト
主査:松田貴典氏 副主査:雜賀努氏 深瀬仁氏(システム監査学会)
クラウドコンピューティングにおけるシステム監査について、システム監査学会と共同プロジェクトとして実施する。なお、4月以降の活動については、今後検討する。
(5)セミナーグループ
・主査:広瀬克之氏
・昨年度の実績と反省を踏まえ、システム監査人の育成、及びシステム監査の普及に繋がるようなセミナーを企画し、開催する。
(6)ITサービスグループ
・主査:永田淳次氏 メンバー:前年度メンバーに加え参加者を募集する。
・近畿支部の諸活動の可視化と活性化支援を目的として、前年度の活動に引き続き以下の活動を行う。
① サイト、MLの安定運用
② サイトの充実:月1 回以上更新目標
会員紹介、研究論文、定例会報告等の成果物を公開する。
③ メールマガジン発行:年間6回以上目標
サイト更新情報の定期報告等運用、管理にかかわる関連ルールの整備
④ その他
活動内容(苦労話など)のコラム化等。
5.支部創設25周年記念研究大会の開催について
近畿支部は、1988年(昭和63年)3月に発足致した。2013年度は、支部創設から25周年の節目の年となるため、記念行事として支部会員の発表を中心とした研究大会を開催する。統一テーマは、システム監査が多様化している昨今の状況を踏まえ、「システム監査の新領域への対応」としたい。開催日は、2013年7月を予定し、今後、募集する実行委員を中心に開催に向けた準備を行う。
※その他協会の活動については、こちらをご参照下さい。